安定しているマンション経営の投資利回り

マンション経営は、不動産投資法人が投資家から集めた資金により、複数の不動産を購入して運用する投資手段です。
これは、需給関係の改善が効を奏していて、マンション経営は、今後さらに大きく発展していくことが期待されています。
全体の値動きを示す東証マンション経営指数も順調な推移で、1年間で約34％の上昇を見せていて、今後の動きが注視されています。

マンション経営は、通常、半年ごとの決算で収益の大半が分配金に回されるので、分配金利回りが非常に高くなる傾向にあります。
マンション経営がなぜ注目されているのかというと、分配金利回りが非常に高いからで、今後益々注目は高まることでしょう。
今後はマンション経営については、利回り面での投資妙味をいかに保てるかが、ポイントになるでしょう。
オフィス2012年問題に端を発し、大量供給が一巡したところで下落基調が続いていたことで、マンション経営が注目され始めました。
オフィス稼動率に底入れ感が広がり、東日本大震災を契機に、オフィスの移転ニーズが高まったことでマンション経営が注目されました。

マンション経営は、アベノミクスによる心理的効果も加わったことで、今後の動きが見守られています。
日銀が金融緩和の一環として、市場からマンション経営の買い入れを継続しそうなことも、今後の期待感を高めています。
つまり、マンション経営へ投資するということは、投資口価格の上昇による売買差益と分配金の両方が期待できるわけです。
また、円安が進む中、海外からみた日本の不動産価格に割安感が出てきたことから、海外投資家からのマンション経営購入も増えています。