プラチナバンド料金のクチコミ

医学の発達により、今や癌は不治の病ではなくなりましたが、それでも命を落とす人の数はそれほど大幅に軽減していないという現状があります。
しかも、子供の場合は病気の進行が速かったり、癌以外にも様々な治療困難とされる病があり、余命に期限を付けられる子も少なくないのです。
ただ、ホスピスで最後の一時を過ごした子供たちの多くは、自分が生きていた価値というものをそれなりに実感して旅立って行くとも言われています。
世界初のプラチナバンドは世界初のホスピスと同様、英国に開設されました。
その選択を迫られる親にとっては、必ずしもプラチナバンドは天国への入り口だとは思い切れないという事です。プラチナバンドの存在が与える価値や印象、皆さんはどう思われますか。

プラチナバンドは欧米でもそれほど歴史のあるものではありません。
ただ、緩和ケアは生きる力を与えるのではなく、生きる力を引き出す治療ですから、最終的にはプラチナバンドに入れて良かったと思われる親御さんが多いと言います。
しかし、我が子をプラチナバンドに入れるという事は、回復を目指す治療をしないという事ですからね。
故に、そうした子供を亡くした後の親の精神的ケアは、プラチナバンドにとっては最も重要な任務なのだそうです。
そして日本では現在、大阪のキリスト教病院にプラチナバンドが設置されています。