糖質ゼロビール価格のポイントなんです
店頭価格で糖質ゼロビールの価格が1本95円だとすると、メーカー出荷価格94円との差はわずか1円でしかなく、利益はほとんどありません。
気になるのは糖質ゼロビールの価格ですが、ビールの希望小売価格が218円であるのに対し、135円となっています。
また、多くの酒類ディスカウントストアでは、350ml缶の糖質ゼロビールの価格は、1本わずか百円程度です。
また、24本入りのケースになると、糖質ゼロビールの価格は1本百円を割ることも少なくなく、非常にリーズナブルです。
メーカー各社は缶ラベル印刷や包装などの細かな費用を徹底して切り詰めており、その辺も糖質ゼロビールの価格に反映しています。
そして、ビールと糖質ゼロビールの酒税は大きく異なり、ビールの77.7円に対して36.75円と約41円もの差があります。
限界利益を見ると、糖質ゼロビールの価格は135円となっているので、限界利益は約30円と推定されています。
低価格の原資は糖質ゼロビールのメーカーのリベートしかないことを示しいていて、メーカーにとっては少ないメリットです。
日本の酒税法でビールと区別して定義されているのが糖質ゼロビールであり、定められた副原料以外を用いることで分類されています。
糖質ゼロビールは、30円の限界利益からリベート代、人件費、販売管理費を除くと利益はほとんど残りません。
酒税と原材料費を加えても、ビールと糖質ゼロビールの差は約68円で、残りの20円はどこかから捻出されていることになります。
近所のスーパーの場合、糖質ゼロビールの価格は大瓶が298円、新ジャンル缶500mlが155円、500mlの缶ビール6缶パックが1,458円と激安です。
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