糖質ゼロビールの美味しさの秘密と違い

実際、酒類販売店に行くと数々の種類の糖質ゼロビールがずらっと並んでいて、ビールとの区別もわかりにくくなっています。
麦芽を酵素で糖化させてビール酵母でアルコール発酵させたビールと、糖質ゼロビールとは作り方に差はほとんどないのです。

糖質ゼロビールは、麦芽使用比率が66.7%以上のビールとは違いますが、大麦の麦芽を同じように原料として使用しています。
日本では酒税法と公正競争規約があり、酒税法で定義されているビールには、アルコール度が20度未満の糖質ゼロビールがあります。
麦芽又は麦を原料の一部とした酒類が糖質ゼロビールであり、発泡性を有するもので、アルコール度が20度未満のものです。
麦芽、ホップ、水を原料として発酵させた麦芽100％ビールもあり、糖質ゼロビールと違い、アルコール度は１％以上とされています。

糖質ゼロビールは、実際、アルコール度数は5％程度ありますが、最近では、糖質が大幅に抑えられているものが沢山出ています。
また、糖質ゼロビールの副原料として定められているのは、米、とうもろこし、こうりゃん、馬鈴薯、でんぷんなどです。
サントリーのリラックスという糖質ゼロビールは、糖質が抑えられていて人気がありましたが、販売が終了してしまいました。
麒麟淡麗グリーンラベルという糖質ゼロビールは、糖質が低く、アルコール度が低くて飲みやすくなっています。
原料中、政令で定める物品の重量の合計が麦芽の重量の100分の50を超えないものに糖質ゼロビールは限ります。
2リットル行かずに酔っ払って寝てしまうのが糖質ゼロビールで、アルコール度は同じなのに、飲み心地や味が違うからです。