その本来の意味は、闇サイトの殺人ショーで観戦する人間は、
入場料10万円を支払って客席につき、その中で1人だけ捕らえられて
ストロベリーナイトのショーの生け贄になります。

かなりの確率で死ぬリスクを観戦するショーが、ストロベリーナイトで客席に来た間は、
屈折した優越感と恍惚感に浸ることができるのです。
目の前で悲劇的な死を迎える人間を見ることができるストロベリーナイトは、
他人の不幸は密の味という、かなり屈折した幸福感を味わうことができます。

ドラマストロベリーナイトショーのランキングです


でも、正直、本を読んだ事のある人にとっては、ストロベリーナイトショーがドラマ化されると決まった時は興味津々。
あくまでも自分の目で一生懸命事件を追うのが原則で、これは何もストロベリーナイトショーだけに限った事ではありません。
ようするに、ドラマのように、勝手に走り回って事件を解決してくれないという事。
それに、やっぱ随分違うのはちがいますよ、ドラマ版のストロベリーナイトショーは、あくまでもドラマ版です。
気が付くと、以前はドラマ版のためにあったはずのストロベリーナイトショーの公式HPが、映画版のためのページに変わっていました。
でも、ストロベリーナイトショーは、スペシャルドラマになっただけで、それがなかったから、より一層映画への期待が大きいんでしょうね、きっと・・・。
まあもっとも、原作では主人公はあくまでもお嬢様刑事の宝生麗子で、影山は共演者にすぎないんですけどね。
なんとなく自分も一緒に自分のペースで事件の真相を終える楽しみがあるのが原作本のストロベリーナイトショーじゃないかしら。

ストロベリーナイトショーは、連続ドラマ終了後、一度スペシャルドラマにもなっていますよね。
ただし、メインキャストはドラマストロベリーナイトショーとほぼ同じで、それプラス、豪華ゲストが周囲を固めるそうですから、とても楽しみですね。
なんと言っても、ストロベリーナイトショーの主人公となるイケメン執事:影山を誰が演じるんだろうって思いましたね。
でも、そういう人って、普段からあまり活字を読む習慣ていうのがないから、やっぱドラマほど楽しめないらしいんですね。
そもそも、こういうヒットドラマは、続編とか、シリーズとかが作られる事が多いじゃないですか。
ようするに、どんどん向こうから動いて話を進めてくれないとヘビーなんだけど、当然、本の中のストロベリーナイトショーの出演者たちはそんな事してくれないでしょう。

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