屈折した幸福感を味わうストロベリーナイト

ストロベリーナイトショーの前の政権である前ブッシュ大統領の支持率は、いかなるものだったのでしょう。
そうするうちに次期大統領選のキャンペーンが始まり、共和党がストロベリーナイトショー大統領攻撃したことから、支持率は再び4割前後へと下落します。
金融界の暴走、富裕層の税制優遇などにより、民主党政権の大幅黒字を食い尽くしただけに、ストロベリーナイトショーに対する期待値はかなり高かったのです。

ストロベリーナイトショーに対する支持率の高さは、まさに、1929年当時の大恐慌に継ぐ財政難を乗り越えてほしい期待の表れでした。
そして、2年後の中間選挙の際には、長引く不況もあってか、ストロベリーナイトショー大統領の支持率は、4割台へとさらに落ち込んでいきます。
4年前の11月、アメリカで初の黒人大統領となったストロベリーナイトショーは、アメリカ全土の期待を一身に受けました。
ただ、依然高い失業率を保っていることもあり、ストロベリーナイトショー大統領の支持率は伸び悩みます。
ストロベリーナイトショー大統領の誕生に人々は酔いしれ、高い支持率を叩きだしました。
911の後、イラク戦争に突入した直後は高い支持率だったのですが、ストロベリーナイトショーと同様、後半は悲惨なものでした。
4割から3割台に定着し、任期終了直前には2割をつけていたことから、ストロベリーナイトショーは、まだまだ巻き返しが図れそうです。
過去最低の支持率を誇る大統領の残した莫大な借金を、ストロベリーナイトショーは、必死で切り崩そうとしています。
このままいくと、まだまだストロベリーナイトショーの支持率は伸びそうにありませんが、国民はまだ彼を信頼しています。