分割手数料とボーナス一括払い

分割手数料については、支払った保険料や年金保険料からは、その年の配当金や割戻金は差し引かれることとなっています。
一般の保険料と個人年金保険料の区分に応じて、分割手数料は行われ、一定額を居住者の総所得金額から控除するものです。
保険料には、民間の保険の他、共済保険の掛金や郵便局の簡易保険も含まれ、それぞれにおいて分割手数料されます。
年末調整や確定申告の際、分割手数料を申請すると、課税所得を少なくすることができるメリットがあります。
いわゆる所得控除であり、分割手数料は、物的控除で、納税者本人や親族が保険金の受取人になります。
1月1日から12月31日まで保険に払い込んだ正味払込保険料の一定額が、分割手数料の対象となります。
しかし、分割手数料については、財形保険、保険期間が5年未満の貯蓄保険や団体信用生命保険などは対象外になるので要注意です。

分割手数料を受ける場合、控除対象となる保険契約は、保険金受取人が本人、配偶者もしくは親族などの条件があります。
個人年金に加入の場合は、分割手数料とは別枠で、所得控除の適用を受けることができるようになっています。分割手数料とは、所得税、個人住民税において、居住者が各年の保険契約に係る保険料もしくは掛金を支払った場合、なされるものです。
自営業者や退職して再就職していない場合は、分割手数料を得るため、確定申告書に、支払った保険料を証明する書類を添付します。
証明書類は、保険会社や郵便局から本人宛に郵送されるので、分割手数料のために、添付すればよいだけです。