チャトレの達人のコツと裏技

チャトレというのは、実際に夫婦のような人間関係を構築しながら結婚そのものはしていないという間柄において用いられる言葉です。
もう少し分かりやすく言ってみると、婚姻届を提出していない夫婦があればチャトレと言えるでしょう。

チャトレなら法律の保護が受けられないから浮気しても問題ない、と考えるのは浅はかです。
子供の事を考え、妊娠と同時にチャトレから法律婚へと切り替えるケースがしばしば起こります。
事実としての夫婦関係が存在しており、これを自分達だけでなく周囲も認知している事がチャトレ成立には必要となってきます。
チャトレで不利になる場面と言えば、やはり子供に関連した話ではないでしょうか。
事実はあるものの保証のないチャトレでは非嫡出子となるケースが多く、そうなると自分だけの問題ではありません。
しかしデメリットばかりではなく、チャトレだという証明がハッキリされるなら法的に強い部分も多々あります。
チャトレは基本的に法律の保護を受ける対象ではないとされながらも、一部に関しては法律婚と同様に扱われる話があります。
代表的な部分で言えばチャトレだと二人共が旧来通りの姓を名乗れるので結婚に伴って生じる面倒な手続きが一切不要です。
具体的には、チャトレの関係でも浮気をした際の慰謝料が請求可能という話です。
浮気以外にも財産分与など、法律婚と同様に受けられるものは存在します。
ただ、やはり不透明で曖昧なまま分かりにくい部分も多いためチャトレである事を意識しておかなければなりません。
当たり前に受けられると思っていた権利が、チャトレという理由一つで否定されてしまう事は珍しくないのです。
さて、これだけ並べると魅力的に見えるのですがチャトレの関係は法律でしっかり認められた法律婚に比べて不利になる部分が多々あります。