コロンには、どうやら香りの基本構造があるようです。
レモンやオレンジ、ローズマリー、ベルガモットなどの柑橘系で
スーっと爽快感のある香りがコロンの基本になっているんです。
どれも爽快な香りを楽しめるコロンが多いのはこの基本構造のためです。

そして大きく分けると、フローラル系の香りを楽しめるコロンと
スパイシー系の香りを楽しめるコロンに分けられます。
コロンは爽やかな柑橘系の香りが特徴だったが、現在、香りの種類も多数存在する。

コロンの新作の裏技なんです


たまたま今週コロンの春夏モデルが世に出回り始めた事で、今日の一時を迎える事になったのだろう。
因みに、電話の向こうの叔母さんというのは母の双子の妹で、ともに50代前半の専業主婦、本来ならコロンのような高級品に関心を持つべきではない身分かも知れない。
にも関わらず世の中全体の波には今イチうまく乗れないらしく、揃ってアナログ人生を歩み続けている。
コロンの新作はブログやサイトで上手に探すのが一番利口だし、情報数が店頭とは全く違うので、見ているだけでも飽きないのではないかと思う。
まあ携帯電話が主流になり、すっかり影の薄くなった家庭用の固定電話、これほど毎日のように使ってもらえれば本望というものだろう。
二人が興味を示した所で、そう易々と購入出来る訳ではないだろうに、憧れだけでここまで盛り上がれるのだ。コロンの今年の新作もいいわねぇ、いかにもっていう感じで、シンプルだけどゴージャスで、しかもどことなく可愛いのよね。
母と叔母さんのコロンに対する思いは立派なものだとは思う。
これは今回のコロンに限った事ではなく、先週末は別のブランドの新作バッグや財布の話題で盛り上がっていた。

コロン全てが高価だとは限ってはいないが、たった一つで父の給料の3分の1程度するものもすくなくない。
と母が言う、どうやらそれなりに今の状況と自分の身分は弁えているらしい。
まあこれは私独自の意見だが、この長電話を半年ばかり我慢すればコロンの新作は買えるのではないかとも思う。
さっきから夢中でコロンについて語り合っている二人が手にしているのは固定電話の受話器。
パソコンを使えるようになれば二人の世界もきっと広がるだろう。

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