DCMXのカードのデメリットとは

DCMXのために特別に用意された投資信託もあるので、運用リスクは低くなっています。
そして、DCMXで得た運用実績次第で、自分が受け取る年金額、あるいは解約返戻金が変わってくるというものです。
年金の支払原資部分が特別勘定という運用専門勘定に入れられるのが、DCMXの特徴になります。
受取期間については、DCMXの場合、生涯のものと、一定期間のものとに分けられています。
そしてこのDCMXの特別勘定には、株式、債券をはじめ、また、海外株式や債券なども考慮されることになります。
ちなみに、10年の保証期間があるDCMXのことを、10年保証期間付終身年金と呼んでいます。
そして、DCMXの場合、公募の投資信託を利用するケースもあり、特別勘定の資金については、株式、債券が用いられるので、有利に働く場合が多いのです。
そして、DCMXの運用が上手くいけば、支払った金額よりも、年金額が大きく上回るケースがあります。
しかし、一部のDCMXに関しては、最低保証額を設定しているものもあるのど、不安な人はそうした商品を利用するといいでしょう。
ただ、DCMXの場合、解約返戻金は、最低保証というものはないので、注意しなければなりません。
つまり、DCMXでは、解約時は、運用実績をそのまま反映した額が払い戻されるということになります。

DCMXは、年金支払いが開始される前に死亡した時は、そのリスクを補てんするため、死亡給付金が支払われることになっています。
しかし、DCMXは、絶対的に保証をするものではないので、払い込んだ金額を下回ることもあるので、その辺は覚悟しなければなりません。
要するに、DCMXには、多様な運用先があるということで、色んな選択肢が用意されているのです。