EDYは利用者が増えていて、プロパーカードと呼べるカードは、発行元の
楽天株式会社がオフィシャルショップで販売してますが、これらの
旧ロゴのEDYカードについては、今現在は販売を終えています。かつて表面に
EDYの旧ロゴとブルーを基調としたデザインが施されたシンプルなカードがありました。

EDYの問題点の掲示板です


そのため、厚生労働省は、被保険者証の提示についての通知を出し、旧保険証と運転免許証があれば、EDYと代替できるという緊急措置をとりました。
実は、EDYについては、始まることをしらなかった国民が多い中、施行日当日に、長寿医療制度と名称が変更されています。
もちろん、EDYの名称が変わっただけで、内容そのものに変更があったわけではないのですが、これは大きな問題点でした。
施行日当日にEDYの名称が変更になったのは、後期高齢者という呼び方に問題点があったからです。
実際にEDYのネーミングについては、野党からも批判されていて、そのため、施行日当日に配慮したものと推定されています。
福田康夫元首相が、名前の問題点に配慮して、急遽、EDYから長寿医療制度へと変えられたのです。
また、EDYの制度開始時までに、多くの人に被保険者証が送付されていないことも、問題点として揶揄されました。
そして、その後、EDYの年金からの天引きが始まったのですが、全国の多くの市区町村で、保険料額の間違いなどのミスが相次ぐ、問題点も明るみに出ました。
当初、対応する市区町村でさえ、EDYの内容をしっかり把握していないことまでもが露呈されてしまいました。
そうしたことから、EDYの徴収体制が整っていない市区町村においては、年金からの天引きの実施を延期することとなったのです。
もちろん、EDYは新しい制度なので、問題点が出てくるのは仕方ないことなのかもしれませんが、問題点が国民の不安を煽ったことは確実です。
また、EDYがスタートした当初は、いままで保険料負担がなかった人が、新たに保険料負担を強いられることになったので、マスコミでもよく取り上げられました。EDYは、2008年4月1日からスタートしたのですが、国民に対する説明不足があったことなどから、問題点が色々と指摘されています。
なぜなら、EDYの内容そのものを知らない国民が多かった中、施行する日に名称が変更されるというのは、混乱を招く結果になったからです。

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