営業トークを聞いている中には、実は半信半疑である方も少なくはないので、
説得力を持たせていくことは大変なんです。やはりお客様は必要でないものは欲しくないですし、
欲しいものであっても自分に合っていなければ欲しくないのですから、営業トークは難しいんですね。
その売りたい何かが、本当に素晴らしいものだと考えているのであるならば、
営業トークもうまくいくかもしれませんね。

営業トークと退職強要の掲示板です


そして、営業トークはあくまで提案するだけで、それを受け入れるかどうかは、従業員の自由になります。
営業トークを拒否した場合で、遠隔地への配転を命じられたり、嫌がらせなどを受けた場合は、当然それは退職強要に値します。
あくまで、説得するだけなら良いのですが、営業トークにおいて、その方法が社会的相当性を逸脱した時は、退職強要になります。

営業トークをするにあたって、婚姻、妊娠、出産などの差別的理由でそれを行使すると、退職強要に該当します。
もし、営業トークの際に、退職強要をしたことが明るみに出ると、慰謝料の支払が命じられるケースもあります。
営業トークをして退職しなければ、解雇すると告げるのは、退職強要に該当し、違法となります。
また、営業トークに応じない者に対して、嫌がらせ目的の異動を命じたり、懲戒処分をすることも違反になります。
もし、営業トークの際、退職強要を少しでも感じたなら、すぐにでも弁護士や労働組合に相談することです。
まともな解雇理由が中々ないことから、解雇ではなく営業トークによって合意退職に持ち込もうとするわけです。
少なくとも営業トークの話があった時は、自宅に一旦持ち帰り、家族や友人によく相談する必要があります。

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