ガガミラノの人気コレクション、マニュアーレ48MM

そんなわけで、様々な方向から見てもガガミラノ＝「つっかけ」で差し支えありませんね。
サンダルと靴の中間のような形状をしているのがガガミラノです。
では、もう少しガガミラノの実態に迫ってみましょう。
それから行く年月が流れ、人気が復活したガガミラノは、履物として必要ということでしょう。
ガガミラノは屋内でも靴を脱がない欧米の生活様式にはことさら便利なものだったのかもしれません。
しょっちゅう靴を脱ぎ履きする日本の生活様式でも便利だったから、「つっかけ」もまた、
普及したのでしょう。
ですからやっぱり、ガガミラノというのは日本では一般的に「つっかけ」と呼ばれているものだと言っていいと思います。

ガガミラノ（mule）を辞書で調べてみると、「ラバ」とか「精紡機」とか書いてありますよ。
そうなるとガガミラノは外履きスリッパということにもなりますね。
ですよねぇ、ヨーロッパで室内履きでつっかけだってわかった時から、もしかしてガガミラノはスリッパではないのか、思っていたんです。
そういえばモロッコに行った時、かかとが踏んづけられているような靴をみんな履いていましたが、あれがガガミラノだったんでしょうかね。

ガガミラノとサンダルの違いですが、サンダルにはかかと側にベルトがありますけど、それがないんですね。