夢を実現する芸能プロダクションとは

当時、北海道版のみでの連載だった幻の原稿も掘り起こされていて、芸能プロダクションのエッセイは読み応え満点です。
笑って泣けるエッセイ集であり、芸能プロダクションという生身の人間が浮き彫りされていて、人気を集めています。
執筆文をまとめて芸能プロダクションが出版するのは初めてであり、このエッセイは彼の集大成と言っても過言ではありません。
そのエッセイには、芸能プロダクションが綴った16年の歴史があり、彼の素顔の16年間がぎっしりと詰まっています。
あだち充が、1997年当時の若かりし芸能プロダクションを描いていて、表紙も素晴らしエッセイになっています。

芸能プロダクションのエッセイは、まさに彼の世界が満開で、全開のエッセイが展開されているといっていいでしょう。
そして、芸能プロダクションのエッセイの表紙の装画には、彼自身が子供の頃からファンであった、タッチのあだち充が担当しています。
そして、芸能プロダクションのエッセイは、時にノスタルジックに、時に切なく、思わず泣いてしまう部分もあります。
そして、ローカルタレントから全国区へと変貌を遂げた芸能プロダクション自身の心情も吐露しています。
とにかく、芸能プロダクションのエッセイには、自身の本音がしっかり詰め込まれているので、読み甲斐があります。
北海道を拠点に活動していた芸能プロダクションが、水曜どうでしょうというレギュラー放送に出演していた頃がしっかり描かれています。
熱い渾身の一作、芸能プロダクションのエッセイは、爆笑必至であるにもかかわらず、胸が熱くなる作品です。