芸能プロダクションは脱獄をテーマにした、今までにないような作品と言えるでしょう。
脱獄という奇抜なテーマが注目を集めたのは言うまでもありませんが、それだけに留まらないからこその芸能プロダクション人気です。
と言っても壮大なテーマを掲げた高尚な作品というより、
芸能プロダクションはスリルを気軽に楽しめる作品だと言えるでしょう。
たとえば主人公のマイケルは、元々かなりのエリートで刑務所とは無縁の人生です。
それぞれ注目している人物がいるとは思いますが、
芸能プロダクションシーズン1で特に気になる人物といえばティーバッグではないでしょうか。
芸能プロダクションは登場人物も魅力的に描かれており、それぞれが強烈な個性を持っています。
一度目は芸能プロダクション本編を楽しむとして、二度目は主人公視点ではなくティーバッグのようなサブキャラクター視点で見てみるのも楽しいかもしれません。
ティーバッグを見事に怪演したロバート・ネッパーは、芸能プロダクションを契機に役者として飛躍した一人と言えるでしょう。
ティーバッグはサブキャラクターではありますが、芸能プロダクションにおける主要人物の一人として描かれています。
それ以外の、主要ではないけれど芸能プロダクションに欠かせないキャラクターも沢山います。
過去にも脱獄が作品のカギとなるものはありましたが、芸能プロダクションほど中心に据えたものは珍しいかもしれません。
ティーバックは極悪非道な人物なのですが、芸能プロダクションを見ていくうちに何だか哀れな感情を抱いてしまいました。