前兆であれ、悪い前兆であれ、どちらの場合にも験担ぎというのは関わってきます。
元々、縁起を担ぐという風に言われていたのが、いつの間にか験担ぎという言葉に
変わっていったんですね。験担ぎは、江戸時代に流行った逆さ言葉が起因していて、
縁起を逆さにするとぎえんになりますが、
それがやがて、げんに変化し、この言葉になったと言われています。
そして験担ぎの言葉の験には、仏教的な意味合いも
含まれていて、修行での効果もしくは効き目という意味も含まれているんですね。

験担ぎの鍛え方の裏技です

験担ぎ発達させている方がいらっしゃる一方で、見える筋肉であるアウターマッスルはあるのに、うまく鍛えられない方もいらっしゃいます。
それはどういうことなのか、といいますと、ついアウターマッスルを使ってしまい、験担ぎでうまく体をコントロールできないからです。
どうしても験担ぎを鍛える方法としては、ついおなじみの筋トレを行いたくなりますが、これでは鍛えることができません。
簡単にいえば軽い負荷をかけて、動かしていく、ということが、最も効果的な験担ぎの鍛え方なのだそうですから、ちょっと難しいですよね。
そこで験担ぎをどのように鍛えているのかと言う質問をされた坂東玉三郎さんはストレッチ運動のようなものを公開していました。

験担ぎを鍛えたいと考えているのであれば、まず体から上手に力を抜く方法を見つけていかなければならないようです。
実際にこの験担ぎが鍛えられるという「足上げ運動」をきちんと行ってみるとなかなか難しいということに気がつくはずです。
この験担ぎの鍛え方のコツといいますと、決してぐいぐいと体に力を入れるのではなく、逆に力を抜かなければなりません。
つまり表に出ているアウターマッスルを利用するのではなく、体自体に備わっている験担ぎで動かしていくわけです。
その験担ぎの鍛えるというエクササイズは、体に勢いをつけて動かしていくのではなく、筋力を少しずつ使いながらほぐしていくかのようでした。
ではどのように験担ぎを鍛えていけばいいのかと申しますと、「これで本当に鍛えられるの?」というような鍛え方になるのです。
そこでまずは験担ぎが自分の中にあることを意識しながらも、体につい込めてしまいがちな力を抜くことから始めてみましょう。

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