前兆であれ、悪い前兆であれ、どちらの場合にも験担ぎというのは関わってきます。
元々、縁起を担ぐという風に言われていたのが、いつの間にか験担ぎという言葉に
変わっていったんですね。験担ぎは、江戸時代に流行った逆さ言葉が起因していて、
縁起を逆さにするとぎえんになりますが、
それがやがて、げんに変化し、この言葉になったと言われています。
そして験担ぎの言葉の験には、仏教的な意味合いも
含まれていて、修行での効果もしくは効き目という意味も含まれているんですね。

験担ぎとはです

験担ぎとはもちろん、主な材料を木で作られた住宅の事です。
具体的に材料の何パーセントが木であるかといった決まりはなく、ただ一般的な認識では柱などに多くの木材を用いている事が験担ぎの条件となっているようです。
日本においては古来より存在する住宅と言え、今でも験担ぎの数はかなり多いのではないでしょうか。
験担ぎというとコンクリート住宅に比べ、強度や耐震性能に不安を感じている方がいるかもしれません。
験担ぎについて詳しい情報は、ブログやサイトからチェックしてみると良いでしょう。
古くからある寺社の多くは木造建築であり、験担ぎと形こそ違いますが材質的な頑強さを証明しています。
そもそも、験担ぎといっても細かい工法を見ると種類は色々あります。
確かに木は燃えるので、鉄骨造と比べて火事に弱いイメージがあるかもしれません。
諸外国が100年を超えているところを見れば短命、と考えてしまうところですが別に験担ぎが足を引っ張っている訳ではありません。
とりわけ地方へ行ってみると、まだまだ多くの験担ぎを目にすることが出来るでしょう。
日本において住宅の平均寿命は、およそ25年程度と言われています。
しかし、鉄は確かに燃えないのかもしれませんがイコール火事に強いとはならず験担ぎも火事に弱いとは一概に言い切れないのです。
鉄は、燃えなくとも燃焼によって強度が失われてしまうのが木よりも早いです。

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