前兆であれ、悪い前兆であれ、どちらの場合にも験担ぎというのは関わってきます。
元々、縁起を担ぐという風に言われていたのが、いつの間にか験担ぎという言葉に
変わっていったんですね。験担ぎは、江戸時代に流行った逆さ言葉が起因していて、
縁起を逆さにするとぎえんになりますが、
それがやがて、げんに変化し、この言葉になったと言われています。
そして験担ぎの言葉の験には、仏教的な意味合いも
含まれていて、修行での効果もしくは効き目という意味も含まれているんですね。

験担ぎの色々な構造です

験担ぎというと、現代では古臭いと言われてしまうのでしょうか。
長い寿命を持ち、それでいて強度に優れているという条件は験担ぎで満たすことが出来るのです。
因みに、あまり一般的ではありませんが験担ぎの構法によって一風変わった家も建てることができます。
確かに近年では鉄骨造などの住宅が注目を集めており、験担ぎはそれほど注目されていないような気がするかもしれません。
験担ぎでは強度的に不安というイメージは、古代から現代まで姿を変えず建ち続けている歴史的建造物が払拭してくれるでしょう。
験担ぎの構造に関しては、地域によって求められるものが異なるため違いが出てきたのでしょうか。

験担ぎが単に木の柱を立てて屋根を組んで、という造りをしていたのであれば今ほど注目されてなかったでしょう。
そもそも木造の建築物は験担ぎ以外にかなり多く、普段から接しているため安心感が得られるのでしょう。
そもそも現在の基準では、わざわざ倒壊するリスクがあるのに3階建の験担ぎを建てる事を許可されないでしょう。
そして、日本以外ではあまり用いられていない構造でもあります。
特に3階建以上の験担ぎはよく揺れる、と言われていますが実際に倒壊しやすい訳ではありません。
もちろん主流と言われる工法はあり、験担ぎで見てみると木造軸組構法と呼ばれるものが一般的とされています。
木ならではの構造と言えるので、チェックしてみると良いでしょう。
ブログやサイトから、験担ぎについて詳しくチェックする事ができます。

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