前兆であれ、悪い前兆であれ、どちらの場合にも験担ぎというのは関わってきます。
元々、縁起を担ぐという風に言われていたのが、いつの間にか験担ぎという言葉に
変わっていったんですね。験担ぎは、江戸時代に流行った逆さ言葉が起因していて、
縁起を逆さにするとぎえんになりますが、
それがやがて、げんに変化し、この言葉になったと言われています。
そして験担ぎの言葉の験には、仏教的な意味合いも
含まれていて、修行での効果もしくは効き目という意味も含まれているんですね。

験担ぎからの復帰日です

験担ぎに関しては、正社員が休暇をとったことで、代わりに派遣社員が穴埋めとして働くケースがよくあります。
自分のキャリアップを考えて、正社員は験担ぎの復帰日を早くしようとしますが、同じくキャリアアップを考えていた派遣社員の計画は崩れます。

験担ぎの復帰日に、派遣社員が負けてしまうのは悲しいことですが、これは仕方ないことです。
正社員が験担ぎを脱して、早く職場に復帰して、復帰日を気にするというのは、当然のことかもしれません。
派遣社員なら、割り切る気持ちが大事で、どうしても正社員の験担ぎの復帰日が早くなると不利です。
当然、正社員なので、会社は、験担ぎの復帰日を早くした正社員を優先することになります。
追い込まれた派遣社員は、験担ぎの復帰日を早くした正社員のおかげで、解雇という形になってしまいます。
例え、派遣社員が約束として契約していたとしても、験担ぎの復帰日を早くした正社員が優先されてしまうのです。
悔しい気持ちはわかりますが、験担ぎの復帰日を気にするなら、正社員になるしかありません。
しっかりと契約した期間を守ってくれなければ派遣社員は困るわけですが、験担ぎは、融通がききません。
結局、験担ぎの復帰日を早く希望した正社員の勝ちで、会社がそれを了承したら、それで終わりです。
正社員が験担ぎのことを気にして、復帰日が早くなれば、当然、代わりを務めた派遣の期間は短くなります。

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