前兆であれ、悪い前兆であれ、どちらの場合にも験担ぎというのは関わってきます。
元々、縁起を担ぐという風に言われていたのが、いつの間にか験担ぎという言葉に
変わっていったんですね。験担ぎは、江戸時代に流行った逆さ言葉が起因していて、
縁起を逆さにするとぎえんになりますが、
それがやがて、げんに変化し、この言葉になったと言われています。
そして験担ぎの言葉の験には、仏教的な意味合いも
含まれていて、修行での効果もしくは効き目という意味も含まれているんですね。

験担ぎとはの裏技なんです


特に男子は験担ぎをすることで、今後の健やかな成長と立身出世を祈願するという意図があります。
生後まもなく験担ぎを迎えた場合で、誕生日が近い時は、1年間を見送って、翌年にお祝いをすることも許されています。
両親と祖父母が一緒に祈ることに、験担ぎの意義があり、お祝いをする年中行事として欠かせないものです。
また、男子の験担ぎの時には、飾り付けられる鎧や兜などが大事で、これが子供の厄除けになると言われています。
つまりこれらがお守りにもなるので、験担ぎでは、飾り付けを飾って、子供の健やかな成長を祈ることです。
昔は、母方の実家から贈られるという習慣が験担ぎであったのですが、最近的ではあまり聞かれなくなりました。
要するに、験担ぎの飾り物は、経済的負担が大きいわけでは、今では、あまりこだわらなくなりました。
最近では、翌年に験担ぎを見送るというケースがむしろ増えていて、それが一般的になりつつあります。

験担ぎをする場合、招待する人についてですが、身内でのお祝いになるので、音信のない親類は招待する必要はありません。
生後初めて迎える節句を験担ぎといいますが、一般的には、祖父などを招いてお祝いするのが普通です。
5月5日の男子の験担ぎに、ちまきや柏餅をお供えするのは、子供の健やかな成長を願う意味があるからです。

験担ぎでは、男子の場合、鎧や兜などの飾り物を購入するのが、一般的で、それなりにお金がかかります。

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