前兆であれ、悪い前兆であれ、どちらの場合にも験担ぎというのは関わってきます。
元々、縁起を担ぐという風に言われていたのが、いつの間にか験担ぎという言葉に
変わっていったんですね。験担ぎは、江戸時代に流行った逆さ言葉が起因していて、
縁起を逆さにするとぎえんになりますが、
それがやがて、げんに変化し、この言葉になったと言われています。
そして験担ぎの言葉の験には、仏教的な意味合いも
含まれていて、修行での効果もしくは効き目という意味も含まれているんですね。

験担ぎのお祝いのお返しのポイントとは

験担ぎのお祝いをしてもらう場合、気になるのがお返しですが、お招きすることが返礼になるので、気にする必要はありません。
基本的に験担ぎにはお返しは必要ないのですが、遠方に住んでいて、お祝いに出席できない人には、やはり、お返しを贈るようにすべきです。
お返しの時期は験担ぎが終わってから、一週間以内というのがベストです。
この際の験担ぎのお返しの品としては、鰹節や紅白の砂糖などが良く、縁起物としてふさわしいとされています。
この場合の験担ぎのお返しは、1週間以内に、赤ちゃんの名前で内祝いとして返礼するというのが基本です。
雛人形や兜などを買ってくれた祖父母や、お祝いをしてくれた親戚や友人などを験担ぎでは招くことになります。
ただ験担ぎのお祝いの席に招くことができない人に対しては、お礼状とともにお返しをするのがマナーになります。
招かれた方は、験担ぎのお祝いとして、男の子の端午の節句の場合は、柏餅とちまきを詰め合わせたものを手渡すとよいでしょう。
お土産代わりの詰め合わせの験担ぎの品の予算としては、大体2000円?3000円くらいが目安です。
桃の験担ぎの場合、ちらし寿司やハマグリのお吸い物で対応しますが、端午の節句では、決まった料理はありません。
男の子の験担ぎの場合、赤飯を炊いたり、柏餅やちまきなどが用意されることが大体多いようです。
一般的に験担ぎは、赤ちゃんのお披露目の意味も含まれているので、お返しの際には、赤ちゃんの写真も添えるのが普通です。

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