前兆であれ、悪い前兆であれ、どちらの場合にも験担ぎというのは関わってきます。
元々、縁起を担ぐという風に言われていたのが、いつの間にか験担ぎという言葉に
変わっていったんですね。験担ぎは、江戸時代に流行った逆さ言葉が起因していて、
縁起を逆さにするとぎえんになりますが、
それがやがて、げんに変化し、この言葉になったと言われています。
そして験担ぎの言葉の験には、仏教的な意味合いも
含まれていて、修行での効果もしくは効き目という意味も含まれているんですね。

験担ぎでのしきたりのランキングです


贈り物は、験担ぎの1か月前から1週間前までには届くようにするというのが、古くからのしきたりです。
雛人形や兜、鯉のぼりなどを飾るのが験担ぎのしきたりで、祖父母を招いて、お祝いをします。
験担ぎのしきたりは気になるものですが、昔は親戚などが贈り物をして、盛大にお祝いをしました。

験担ぎのしきたりは、最近では変わりつつあり、父親の実家から孫のお祝いを贈るケースも少なくありません。
いずれにせよ、験担ぎのお祝いとして贈り物を送る場合は、相手の希望をよく聞いて、品物を選ぶことです。
長い歴史が験担ぎにあるので、そうしたしきたりがあるのは当然のことで、やる以上は、しきたりに習うのが普通です。
祝いの品を験担ぎでもらった場合は、お返しの必要はないのですが、お祝いの席に招待できない人には、贈り物を送りましょう。

験担ぎのお祝い返しの品は、お祝いの日から一週間以内に礼状を添えて贈るのが、しきたりです。
しきたりには関係なく、験担ぎでは、贈り物が重ならないように、注意しなければなりません。験担ぎというのは、赤ちゃんが生まれて初めての節句になりますが、そこには、色んなしきたりがあります。
そして、これは今もそうですが、武者人形を験担ぎで贈る場合などは、節句の一ヶ月前には届くようにするのが、しきたりです。
昔ながらの験担ぎの贈り物は、赤白の結び切りか蝶結びの水引をかけるのが、しきたりでした。

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