前兆であれ、悪い前兆であれ、どちらの場合にも験担ぎというのは関わってきます。
元々、縁起を担ぐという風に言われていたのが、いつの間にか験担ぎという言葉に
変わっていったんですね。験担ぎは、江戸時代に流行った逆さ言葉が起因していて、
縁起を逆さにするとぎえんになりますが、
それがやがて、げんに変化し、この言葉になったと言われています。
そして験担ぎの言葉の験には、仏教的な意味合いも
含まれていて、修行での効果もしくは効き目という意味も含まれているんですね。

験担ぎをお祝いする時のマナーなんです

験担ぎというのは、赤ちゃんの健やかな成長と厄除けを願う行事を指しますが、そこには厳然たるマナーが存在します。
鎧兜や五月人形は、赤ちゃんにとって災厄を除ける魔除けの意味もあることから、験担ぎでこれらを飾ることは1つのマナーです。
験担ぎのお祝いの仕方はいくらでもあるので、マナーにとらわれず、それぞれがアイデアを工夫すればいいでしょう。
男の子なら、各家の愛情がこもった鎧兜や五月人形を用意し、験担ぎのお祝いをしてあげればいいのです。
とにかく、思い出に残る験担ぎのお祝いが大事で、そのためには、特に豪華な段飾りなどは必要ありません。
基本的な験担ぎのお祝いの際のマナーとしては、まず、鎧兜や五月人形を飾り、お祝い膳を用意することです。
鎧兜や五月人形を験担ぎの前日に慌てて飾る人がいますが、これは一夜飾りと言ってマナー違反になります。
陣羽織は、験担ぎの飾りを扱っている人形店や和服専門店で気軽に購入できるので、興味のある人は購入するといいでしょう。
男の子の験担ぎの場合、五月飾りに関しては、お雛様と違い、早く飾って早くしまうというマナーはありません。
最近は、子供達の心の問題が懸念されているので、子供達の心を満たしてあげられる験担ぎをしてあげることがマナーと言えます。
そして、鎧兜や五月人形を囲みながら赤ちゃんの健やかな成長と災厄除けを願い、験担ぎを祝います。

験担ぎでの五月飾りの際、気を付けることは、一夜飾りは良くないということで、マナーとしてよく覚えておきましょう。

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