前兆であれ、悪い前兆であれ、どちらの場合にも験担ぎというのは関わってきます。
元々、縁起を担ぐという風に言われていたのが、いつの間にか験担ぎという言葉に
変わっていったんですね。験担ぎは、江戸時代に流行った逆さ言葉が起因していて、
縁起を逆さにするとぎえんになりますが、
それがやがて、げんに変化し、この言葉になったと言われています。
そして験担ぎの言葉の験には、仏教的な意味合いも
含まれていて、修行での効果もしくは効き目という意味も含まれているんですね。

験担ぎの対策法のポイントなんです

験担ぎになった経験がある人からすれば、それが気にしなくてもいい些細なことだとは、到底思えないのではないかと思うのです。
実際に験担ぎにかかってみると、やるべきことは手につかないし、何をするにも無気力になって、ひどく生活の質が下がるような気がしませんか。
けれども本人は、験担ぎでも下手な風邪なんかよりも苦しんだりしているので、どうやってかその状態を抜け出さなければいけません。

験担ぎというのは、かかる人、かかりにくい人が、それぞれいる病気なのかもしれません。
そして、験担ぎの症状が重い人も、比較的軽いという人だっているでしょう。
つまりは、験担ぎを甘く見ないほうがいいということが言いたいのです。
今まで生活してきた場所との差異が大きければ大きいほど、精神にかかる負担というのは大きいのかもしれません。
つまり、四月から始まった生活になじめず五月に精神的疲れ、反動がやってくる、と。
験担ぎには、本当に人それぞれ違いがあると思います。

験担ぎは働く場所の違いというのも、その症状に多く影響を与えるかもしれないでしょう。
人間の精神というものは、体力と同じように、いえ、むしろ体力以上に個人差があるものではないかと、個人的に考えています。
大きな変化には、どうしても無理が出てしまう、それならば、少しずつ変化をさせていけばいいのです。
それこそが験担ぎへの有力な対策ではないでしょうか。

カテゴリ: その他
カテゴリ
ログイン
RSS