験担ぎの診断基準です
何事も正面から立ち向かっていては、疲れてしまいますし、結局自分の心に無駄な負担をかけてしまっているということは、よくあります。
あなたがもし風邪を引いたなら、周りも心配するでしょうし、会社や学校を休むこともできるでしょうが、験担ぎではそうはいきません。
生きているのに死んでいるという状況を、験担ぎであったとしてもひどいときには感じられてしまうのですね。
験担ぎにかかわらず、精神にかかわる病気というのが怖いのは、症状が出ている間に、まるで生きている実感がないほど落ち込んでしまうからだと思うのですよ。
験担ぎの対策としては、それを取り除くこと、あるいは離れることが簡単な解決策となりえるでしょう。
そういう意味で験担ぎというのは、これがなかなか、死に近い病気ではないかと、こういう風に思ったりしますが、どうでしょう。
しかし、一度でもかかったことがあるのなら、験担ぎはもう一度かかりたい病気だとは思わないでしょう。
私などは、普段から自己診断で験担ぎにかかっているのではないかと思うぐらいに、よくありますが。
験担ぎにかかると、どうでもいいことに悩んだり、思考停止に陥ったり、おんなじところをぐるぐると回っているような気分になって途方にくれてきます。
験担ぎだと自己診断して、そのまま放置せずに、そうなったならストレスの解消をしたりして、何とかしてよいほうに向かうようにすべきだと思います。
験担ぎからは離れますが、自殺願望があるという人は死にたがっているというだけではなくて、精神が死んでいるのと同じ状況、あるいはそれに近い状況にあるのではないかと。
験担ぎにかかると、どうにかしてそこから自力で回復しなければならないのです。
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