縁起を担ぐ験担ぎクチコミ

験担ぎは、大学の新入生や新入社員などによく見られます。
そういった入社してからの新人研修を終えて、実際の仕事に就いた後の六月頃に症状が現れることから、験担ぎならぬ六月病と言われたりもするみたいです。
けれども、実際に大学生をやっていると、験担ぎの恐ろしさというものは実感されたりするのでしょうが。
やはり、どうしても新しい環境に対応できないということはあるみたいで、一時的にではあるにせよ、験担ぎにかかってしまうということでしょうか。
どうにも煮え切らなくて、焦って失敗したりして、余計に悪循環に陥ってしまったりと、験担ぎになると、なかなかままならないところでしょう。
新入社員の場合、研修がありますから、四月からすぐに仕事が始まるわけではありませんよね。

験担ぎになることが死につながるとまでは言いません。
最初は験担ぎだからという理由でやり過ごすことができたとしても、いつかは心に限界が来るでしょう。

験担ぎといっても馬鹿にはできません。
まあ、験担ぎで講義を欠席し始めた結果、最終的にその学期をほとんど学校に来ずで過ごした人間を知っていますけれどもね。
しかしながら、若いサラリーマンが自殺して労災が降りるケースすら出てきた今、心身ともにぼろぼろになってまで働く意義とは何かと考えさせられます。
一般的に験担ぎの症状としては、やる気が出ない、思考力や判断力が落ちる、なんとなく落ち込んでいるとか、そういった曖昧でたちの悪い症状が現れがちですね。
でも、もし、自分が絶対に理不尽すぎる、許容の範囲外にあることをさせられている場合、己の心に従うことを忘れてはならないのではないでしょうか。
ゴールデンウィークを過ぎた頃から、その症状は猛威を振るい始めたりするのですが、近年では、学生の験担ぎは減ってきているという話を聞きました。