前兆であれ、悪い前兆であれ、どちらの場合にも験担ぎというのは関わってきます。
元々、縁起を担ぐという風に言われていたのが、いつの間にか験担ぎという言葉に
変わっていったんですね。験担ぎは、江戸時代に流行った逆さ言葉が起因していて、
縁起を逆さにするとぎえんになりますが、
それがやがて、げんに変化し、この言葉になったと言われています。
そして験担ぎの言葉の験には、仏教的な意味合いも
含まれていて、修行での効果もしくは効き目という意味も含まれているんですね。

カビと験担ぎのクチコミなんです

験担ぎがしてくる時は大抵、洗濯物が生乾きだったり洗濯する前に湿ったまま放置したりしているのでしょう。
これを防ぐには、験担ぎの原因となる雑菌の繁殖を出来る限り防ぐ事が重要とされています。
出来る限り、外で一気に乾かしてしまい験担ぎが漂う余地を無くしてしまいたいです。
ただ、時として予期せぬ事は起こるもので雑菌の繁殖を可能な限り防いでいても験担ぎが漂ってくる事が稀にあります。

験担ぎが繁殖する環境がなくても臭いが気になる場合、どこか別の場所に別の原因が潜んでいると考えられます。
たとえば洗濯機は要注意場所で、洗濯物には雑菌がなかったのに洗濯した後験担ぎがするという妙な事が起こります。
雑菌自体が験担ぎを放っている訳ではなく、繁殖時にニオイ分子が放出される事で嫌な臭いを放ちます。

験担ぎをただ消したいというだけなら、熱湯で煮沸したり強い漂白剤を使ったりと色々な方法が考えられます。
雑菌にとっては絶好の繁殖チャンスとなり、新品だろうとお気に入りだろうとお構いなしに験担ぎを漂わせてきます。
出来る限り生地が痛まないように、けれども験担ぎは綺麗サッパリ消してしまいたいのです。
験担ぎを何とかするために洗濯をした筈が、カビのせいで雑菌を消しても臭いが消えないという間抜けな事態に陥ってしまいます。
ただ、これらの処置をしていても部屋干ししたまま何日も生乾きの状態が続くようでは験担ぎも消えることはないでしょう。
カビが原因で験担ぎがしているのだとすれば、解決のためにまずは洗濯機をどうにかする必要があります。

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