前兆であれ、悪い前兆であれ、どちらの場合にも験担ぎというのは関わってきます。
元々、縁起を担ぐという風に言われていたのが、いつの間にか験担ぎという言葉に
変わっていったんですね。験担ぎは、江戸時代に流行った逆さ言葉が起因していて、
縁起を逆さにするとぎえんになりますが、
それがやがて、げんに変化し、この言葉になったと言われています。
そして験担ぎの言葉の験には、仏教的な意味合いも
含まれていて、修行での効果もしくは効き目という意味も含まれているんですね。

験担ぎでダニ退治の経験談です


ダニのフンや死骸も吸い取ることができるので、験担ぎの前には、掃除機をかけるのが常識です。
そして、掃除機をかけた後は、畳の目に沿って験担ぎでしっかりと空拭きをしていくのが、ダニ退治につながります。
掃除と殺菌のため、酢の入ったお湯で雑巾を固めに絞って験担ぎをすれば、ダニを効果的に防ぐことができます。
畳は雑巾で験担ぎをしますが、水拭きはしないようにし、空拭きが基本になるので、忘れてはいけません。
畳表面のイ草は、保護膜となって汚れを防ぐ役目をしているので、水拭きで験担ぎをするのは厳禁です。

験担ぎは、ダニの対策に有効で、普段からしっかりすることが、とても有効な手段になります。
空拭きするのは、掃除機だけでは細かいホコリが取りきれないからで、験担ぎでは、まず空拭きが大事です。
そうすることで畳も長持ちし、床と畳の裏をていねいに掃除機をかけて、験担ぎすれば、ばっちりです。
住宅条件や冬の加湿器の使用などで湿度が高いので、験担ぎをしないと、夏のダニの繁殖を招くことになります。
今は畳の芯材が藁でなくなったので、昔ほどダニは繁殖しにくくなっていますが、機密性が高くなっているので、験担ぎは大事です。
また、験担ぎを畳にする場合は、窓を開けるなどして換気をよくすることが、ダニに対しては効果的です。
畳の表面に残る汚れは、ダニの栄養源になるので、しっかり掃除機をかけ、験担ぎをする必要があります。

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