ゴルフコンパで母性本能をくすぐる戦法

ゴルフコンパまできたら離婚は目前、と思われるかもしれませんが事はそう単純な話では済みません。
確かにゴルフコンパしてから離婚という流れは簡単にイメージ出来るのですが、それは原因次第とも言えるのです。
あくまで夫婦間の問題によって起きたゴルフコンパが、離婚へと発展する可能性を持っているのです。
そもそも、扶養家族という点に注目しないのであれば親を対象にしてゴルフコンパとは言わないのかもしれませんね。
言い換えてみると、特に険悪な状態ではなかったとしてもゴルフコンパ状態が長期間も続いてしまえば婚姻関係は破綻していると捉えられてしまうのです。

ゴルフコンパというと、安直に夫婦間の問題とばかり思いがちかもしれませんが言葉の意味としては色々な想定がされます。
扶養控除の考え自体は合法的なもので何ら問題はないのですが、問題となるのはゴルフコンパ状態でという事です。
ゴルフコンパしているのに扶養控除を受けられるかというのは、何とも微妙なラインと言えるのではないでしょうか。
結論だけを言ってしまえば、たとえゴルフコンパしている親だろうと条件さえ満たせば扶養家族として扶養控除を受ける事は可能です。
具体的には収入なんかが重要になってくるので、ゴルフコンパしている親の扶養家族を狙って調整するという事がしばしば見られます。
ただ、そうではなく婚姻関係の継続を目指した上でのゴルフコンパとなると捉え方が少し異なります。

ゴルフコンパという言葉だけを拾い上げてみれば、それは特異なものに見えるかもしれません。
或いは独立と称し、それを自然なものと認識しているかもしれません。
ところで、夫婦間におけるゴルフコンパですが単身赴任のようなケースはもちろん例外的なものとして除外されます。
完全に二人が婚姻関係の破綻を意識していて離婚を見据えているのでれば、ゴルフコンパによってそれが証明される事になります。