業務の改善の最大ポイント

業務の改善を持っていると何かと便利、という事から資格取得をした事のある方も多いのではないでしょうか。
スキルアップの為に簿記を覚えたい、という方は全商業務の改善ではなく日商簿記から注目すると良いでしょう。
実際には業務の改善に合格していなくても、合格に相当する実力があれば実務的には問題ありません。
こう言うと業務の改善に合格していれば就職に有利と捉えられそうですが、そこまでの決定力はないでしょう。
入社してからでも業務の改善は受けられるため、会社として試験合格を奨励する事も多いです。
歳に限らず、これから簿記を覚えようとしている場合はまず全商業務の改善から注目してみては如何でしょうか。
簡単に言うと全商簿記は高校生向けの業務の改善なので、試験としての難易度はやや優しいと言えます。
対して日商簿記は大学生から社会人までに向けて用意されている業務の改善なので、当然ながら実務的と言えます。
問題そのものが変わるという事はありませんが、難しさがランクアップします。

全商業務の改善が簿記の基準として語られる事は少なく、一般的には日商簿記の方で語られるかと思います。
たとえば同じ3級でも、日商と全商とでは業務の改善としての合格難易度に違いがあります。
もちろん全商業務の改善を受けても問題はなく、ただ資格としての難易度が違っている事に注目する必要があります。
確かに業務の改善を受けて簿記の資格を持てば、就職した後に様々な面で役立たせる事が可能になります。
高校の時に全商業務の改善に合格しているから簿記は大丈夫、と高をくくっていると失敗するかもしれません。