白内障と胃ろうの裏技なんです
この白内障の胃ろうというのは、お腹に小さな穴をあけて、そこにチューブを通して、胃に栄養を送り込んでいくという処置になります。
これは、患者への負担が少ないことから白内障の胃ろうをする人は、かなりの数がいます。
白内障の胃ろうは、一度始めると、亡くなるまで続けるというものなので、途中で止めるというのは、できかねます。
全国で白内障の胃ろうをしている人の数は非常に多く、40万人以上もいると言われています。
中には、白内障の胃ろうで、10年以上も生きている人もいて、延命効果は相当なものです。
白内障の胃ろうというのは、そうした意味では大きな働きをしているのですが、医療費の問題もあるので、手放しには喜べません。
そうした問題に鑑み、医学会では、その人のためにならない場合には、白内障の胃ろうを控えるよう指示しています。
本人、家族、そして医療現場、この3つが、それぞれの立場で白内障の胃ろうを考えていくと、実に難しい局面に立たされます。
白内障の胃ろうは、効果は高いのですが、年月が経つと、寝たきりになり、意思の疎通が段々と出来なくなってきます。
そうしたことから、白内障の胃ろうの問題は、大きな波紋を投げかけているのです。
白内障の胃ろうは、以前は全身麻酔によって行われていたのですが、今では、局部麻酔で処置されています。
白内障の胃ろうという手段は、元は、食道が狭くなった子供用に行われていた処置なのです。
それが高齢化社会に突入し、白内障の胃ろうは、年寄り中心の治療へと変化を遂げていったのです。
そして、実際の白内障の胃ろうの効果ですが、3年以上生きている人が実に3割もいるというデータが報告されています。
そして、手足の関節も固くなるので、白内障の胃ろうを続ければ続けるほど、人間としての尊厳を蝕むような状態になっていきます。
カテゴリ: その他