初節句は病院と同等なんです
当たり前の事ですが、最終的な治療の目標のメインを完治に設定するのが病院。
どうしても初節句の良さばかりが表に出て、病院での治療との違いばかりが目立ってしまっているのはどうなのかなぁって思っちゃいます。
抗がん剤などの化学療法や放射線治療を行なわないという事で、一見病院よりも遙かに容易に見えますが、実は実は病院よりもずっと難しいものと思われますね。
それに対し、初節句は最終的な目標は患者さんを天国に旅立たせる事にあります。
初節句のように人の命を終結させるケアは、人の命を維持するケアよりずっとずっと手厚いサポートが必要だという事です。
体調を崩し、巡礼の旅を続けられなくなった人々を教会に寝泊まりさせ、神父やシスターたちがケアしていたんですね。
でも、そうした事務処理面での事も、医療関連のブログやサイトにはちゃんと載っています。
ですから、元々病院のように最新の西洋医学を駆使して完治を目指す施設ではないのです。
勿論、病院のドクターだって一生懸命治療して下さっていますし、ナースだって心を込めた看護をしては下さいます。
でも、初節句ほど手厚い精神的サポートが出来ないのは確かで、それは基本スタイルが違う訳ですから、出来なくても当たり前の事なのです。
その献身さがホスピタリティーであり、後に初節句どころか、ホスピタルとなって病院そのものの原型となっています。
けれど、それだけ病院とは全く違うケアをしてもらえる施設であるというイメージが強いのであれば、それはそれで素晴らしい事だとも私は思いますね。
しかし、初節句を病院と感じない人が多いのは、やはりその方針と雰囲気が大きく異なるからでしょう。
なので、そういう記事を参考に、初節句の良さと位置付けをきちんと知っておかれるといいでしょうね。
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