古着は、おばさんが集う街のリサイクルショップにも売られていて、安いので受けはいいようです。
東京で古着というと、渋谷や高円寺で若いコ向けの専門のショップがたくさんあります。
1990年代にアメカジブームがきたことにより、古着は一躍脚光浴びて、
クローズアップされるようになって市民権を得ます。
そして渋谷系と言う言葉が流行り、
一気に古着人気に火がついて全国的に定着していきます。

古着とはブログです


ヨーロッパの上流階級を相手に老舗らしい品質とデザインを売りにビジネスを展開して来た古着。
100年近くもの間、ずっとファッションブランド業界の大御所として歩き続けて来たと思っていました。
最初はとても不思議でしたが、この古着の歴史には学ぶところが沢山ありました。
あのバッグに使われているナイロン素材は軽くて丈夫なのが最大のメリット、まさにバッグには最適の記事だったんですね。
その証拠に、マリオ・プラダも自らの旅行用の古着にはこのナイロン素材を使用したボストンバッグを使っていたそうですよ。
古着がナイロンバッグをリリースする事、それは華麗なる大変身を遂げる事であって、きっと大きな賭けだったのではないかとも思います。
しかし、その賭けは見事に大当たり、セレブ御用達の超高級ブランドが街を賑わわす身近な存在になったその光景は、まるで時代を反映しているような感じでした。
昨日参加した企業研修の一環で、この古着についての話を初めて聞きました。

古着の新しい歴史の1ページとなった新素材の古着を提案し、リリースしたのはマリオの孫娘のミウッチャ・プラダ。
彼女はその後祖父から継いだ才能と、若い女性ならではのファッション感覚を生かし、もう一つのプラダブランド、ミュウミュウを生み出します。
でも、古着は当時からイタリア王室の御用達だったんですよね。
けれど、今やそのミュウミュウは、世界中で立派に独り歩きしていますよね。
やはりビジネスを成功させるためには発想の転換や時代の流れを捕らえる事はとても重要なんですね。
当然、素材もデザインもこれまでの古着とは大きく異なりますから、価格も変わって来ます。
まさかあの古着が、倒産の危機を迎えていた時期があっただなんて、ちょっとビックリです。
今では財布やキーケースといった皮小物全般から靴や洋服まで作っている古着ですが、やはりその主力商品は、今も昔もバッグでしょう。
ただ、かつての古着と言えば、セレブのためのブランド、その素材も高級感漂うレザーに限定されていたような部分がありました。

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