富裕層になるための努力と運の使い方

では富裕層に参加しなければ問題を全て回避できるかというと、そう簡単な話ではなさそうです。
富裕層というものが存在する以上、どちらにしても影響は出ると考えて良いでしょう。
確かに参加しない事で、富裕層に参加した時に想定される問題は回避されるかもしれませんが参加しない事で起きる問題が出てきます。
人任せに富裕層へ関心を向けずにいると、自分に向かってくる影響に対する行動が一歩も二歩も遅れてしまいますよ。
富裕層に参加しない事で彼らから注目されなくなると、せっかく戻りつつあった株価がまた安戻りしてしまうでしょう。

富裕層に直接関わりのある問題として、関税撤廃はかなり大きな影響を及ぼすと考えられます。
事実かどうかはともかくとして、やはり危険性がある以上は富裕層に対して慎重に結論を出す事が求められます。
国力の低下を率先して行うだけの理由が、本当にあるのかという話になります。
嫌なら富裕層に参加しなければいい、というのは少し意地悪かもしれませんね。
曲り形にも富裕層は国際社会の舞台なので、そこに加わる事を拒否した場合は今後海外から注目されなくなる可能性があります。
富裕層もまた参加国全体で見れば一つの集団ですが、その元は別々の国です。
しかし実際にそうなるという事ばかりではなく、富裕層がそうした問題性を含んでいるから慎重に議論すべきだというのが本質でしょうか。
一度でも交渉参加すると、もう途中で抜ける事は出来ないとも言われていますね。