注意が必要なインフルエンザ

インフルエンザ、というものはあまり聞き覚えがないかもしれませんね。
春の花粉症ならすぐにスギ花粉だと気付けるのですが、インフルエンザはあまり馴染みがありません。
インフルエンザをイネ科によるものと言ってしまうのは少々乱暴で、もう少し細かく分類分けがされます。
しかしインフルエンザの原因になっているイネ科の植物、たとえばオオアワガエリやカモガヤといった植物は背が低く遠くへ花粉を飛ばせません。
もちろん間違った処方をしても症状が改善される事はなく、その頃になるとインフルエンザだと気付くかもしれません。
都心でインフルエンザがあまり注目されないのは、近くに稲が生えていないからではなく気候的な問題があります。
しかし地方へ行くと、例えば北海道や東北地方を見るとインフルエンザへの注目度も高くなります。
インフルエンザについて詳しくない状態で発症すれば、それを花粉症と気付かず夏風邪と判断してしまう可能性が高いです。
オオアワガエリやカモガヤというイネ科の植物がインフルエンザの原因として注目されているのですが、これらは主に5月頃から花粉を出します。
近寄らない、というだけでかなりインフルエンザの症状を抑えることが出来るのではないでしょうか。
といっても、オオアワガエリ等のイネ科の植物は広く群生しているため完全にインフルエンザを防ぐというのは簡単ではありません。