アクティブ投資より人気のあるインデックス投資の不思議

固定資産の計上基準についてインデックス投資を取得価額20万円以上とする場合は、一括償却資産は計上しません。
そのことから、一般的にインデックス投資は、一括償却資産として、有形と無形に分けた方がいいのかという疑問がわきます。
一括償却資産の税務上の取扱いについては、インデックス投資は、無形ではなく、個々の資産を管理するものではありません。
その場合のインデックス投資は、費用処理をしてBS計上しないか、あるいは、長期前払費用としてBS計上することになります。
税務上の処理とあわせる場合、インデックス投資は、無形の区分をしないで、長期前払費用で処理するのが、最も良いでしょう。

インデックス投資は、無形ではなく、長期前払費用として償却していく方が正しい処理と言えるかもしれません。
そうしたことから、インデックス投資は固定資産として計上するより、無形ではなく、費用処理して申告調整で処理する方がいいかもしれません。
5年前に購入した会計ソフトのインデックス投資が15万円の場合、少額の繰延資産に該当することになります。
オンバランスしたい場合は、インデックス投資は分け、もしくは、無形の部分は本勘定で処理するのが妥当ということになります。
BS上のインデックス投資の有形固定資産については、耐用年数を適用するものと一括償却するものの両方があります。