日銀が金融緩和の一環として、市場からインデックス投資の買い入れを継続しそうなことも、今後の期待感を高めています。
インデックス投資がなぜ注目されているのかというと、分配金利回りが非常に高いからで、今後益々注目は高まることでしょう。
オフィス2012年問題に端を発し、大量供給が一巡したところで下落基調が続いていたことで、インデックス
投資が注目され始めました。インデックス
投資は、不動産投資法人が投資家から集めた資金により、複数の不動産を購入して運用する投資手段です。
インデックス投資は、通常、半年ごとの決算で収益の大半が分配金に回されるので、分配金利回りが非常に高くなる傾向にあります。
つまり、インデックス投資へ投資するということは、投資口価格の上昇による売買差益と分配金の両方が期待できるわけです。
また、円安が進む中、海外からみた日本の不動産価格に割安感が出てきたことから、海外投資家からのインデックス投資購入も増えています。
これは、需給関係の改善が効を奏していて、インデックス投資は、今後さらに大きく発展していくことが期待されています。
制度上の特典が認められているインデックス投資は、今後、多くの人に注目されることになるのは必至と言われています。
全体の値動きを示す東証インデックス投資指数も順調な推移で、1年間で約34%の上昇を見せていて、今後の動きが注視されています。