過敏性腸症候群になると、明らかな異常がないのに腹痛や腹部の不快感が強くなり、
便秘や下痢が長く続きます。
過敏性腸症候群は、小腸を含めた腸全体に機能異常があることが
最近は判明していて、
過敏性腸症候群は日本を含む先進国に多い病気で、
日本人の場合は全体の10?15%を占めているといわれています。
つまり、消化器科を受診する人の3分の1が過敏性腸症候群というわけで、
いかに多いかがよくわかります。

過敏性腸症候群と産後は人気です


過敏性腸症候群とは、「月経前症候群」という名前がつくくらいですので、月経前に起きることが解っています。
なぜ産後に過敏性腸症候群が酷くなるのか、それは「産後に女性のホルモンバランスが変わるから」ということを申し上げておきたいですね。
ただでさえストレスが多い育児と一緒に、過敏性腸症候群のストレスまで抱える様になってしまったら、それは女性にとってとても辛いものになってしまいます。過敏性腸症候群に苦しむ女性の中には、「出産後に症状が酷くなった」と悩む人が本当に多くなっている様です。
過敏性腸症候群に陥った女性は不安定なものですが、そこから救ってあげてほしいですね。
過敏性腸症候群に理解のない男性が、症状に苦しむ女性を責め、より追いつめてしまうということもありえないことではありません。
過敏性腸症候群があるために、自分の体が自分のものではない様な感覚に陥っている女性はたくさんいます。
産後に「なんだか様子がおかしいな」と思ったら、過敏性腸症候群を疑って病院に行ってみることも大事ですし、周囲が勧めることも大切です。
現に、出産を終えた女性が過敏性腸症候群の酷さに「自分は鬱になってしまったのではないか」と思い込んでしまうことも少なくありません。

過敏性腸症候群になってしまった女性が周囲にいたら、「イライラしているのは症状のせいだ」と理解をしてあげてほしいと思います。
過敏性腸症候群を乗り越えるには、周囲からの理解がとても大切になりますので、その理解を示してあげてほしいと思います。
もちろん、過敏性腸症候群だけでなく子育ての負担に関しても相談に乗ってあげて下さいね。

カテゴリ: その他