過敏性腸症候群になると、明らかな異常がないのに腹痛や腹部の不快感が強くなり、
便秘や下痢が長く続きます。
過敏性腸症候群は、小腸を含めた腸全体に機能異常があることが
最近は判明していて、
過敏性腸症候群は日本を含む先進国に多い病気で、
日本人の場合は全体の10?15%を占めているといわれています。
つまり、消化器科を受診する人の3分の1が過敏性腸症候群というわけで、
いかに多いかがよくわかります。

過敏性腸症候群に効く漢方薬の掲示板です


腹痛と腹鳴の強い過敏性腸症候群の場合は、漢方として、大建中湯を使用して、治療していきます。
時間がかかっても、漢方の方が体質から変えていくことができので、過敏性腸症候群には適しているのです。
便秘下痢交代型の過敏性腸症候群では、漢方として、桂枝加芍薬湯が基本になり、よく使用されます。
一般的に、過敏性腸症候群でよく使用される漢方の一つに、桂枝加芍薬湯があり、これは腸のぜんどう運動を正常に戻してくれる働きがあります。
漢方だから必ずしも安心ということはないので、過敏性腸症候群に使用する時は、素人判断で購入してはいけません。

過敏性腸症候群の人で、神経が過敏の人には、漢方として、香蘇散や半夏厚朴湯が効果的と言われています。
下痢と便秘が頻繁に起こる過敏性腸症候群の場合は、柴胡桂枝湯、小建中湯などの漢方が有効です。
治療においては、過敏性腸症候群の場合、精神療法と生活指導が重要ですが、これと平行して漢方を利用するとよりよい効果が得られます。

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