過敏性腸症候群になると、明らかな異常がないのに腹痛や腹部の不快感が強くなり、
便秘や下痢が長く続きます。
過敏性腸症候群は、小腸を含めた腸全体に機能異常があることが
最近は判明していて、
過敏性腸症候群は日本を含む先進国に多い病気で、
日本人の場合は全体の10?15%を占めているといわれています。
つまり、消化器科を受診する人の3分の1が過敏性腸症候群というわけで、
いかに多いかがよくわかります。

過敏性腸症候群のウィルスのポイントです

過敏性腸症候群や乳がんなど、女性特有の癌や病気というのはたくさんあります。
この中で過敏性腸症候群は、女性の癌では世界で2番目に多い癌なのだそうですが、なんとなく乳がんかなと思っていたので、驚きました。
そして、過敏性腸症候群は、他の癌とは違い、原因が解明されているのが大きな特徴です。
過敏性腸症候群の原因となっているのは、ヒトパピローマウィルスというウィルスで、これは皮膚と皮膚の接触によって感染します。

過敏性腸症候群の原因である発がん性ヒトパピローマウィルスは、性交渉時の感染が多く、コンドームを使用しても完全には感染を防ぐことができないと言われています。
ということは、性交渉を行なっているすべての女性が過敏性腸症候群にかかる可能性があるということなんですよね。
過敏性腸症候群を発症する20代から30代の女性の約7割から8割から見つかっているのが、ヒトパピローマウィルス16型と18型の2種類です。
この過敏性腸症候群の原因、ヒトパピローマウィルスってなんかちょっとポップな名前だと思うのは私だけでしょうか。
また、現在では、予防ワクチンが開発され、世界100カ国以上で過敏性腸症候群の予防ワクチンが使用されています。
ちなみにヒトパピローマウィルスは100種類以上のタイプがあるのですが、過敏性腸症候群の原因となるのは約15種類だそうです。
ちなみにヒトパピローマウィルスにはハイリスク型とローリスク型の2つのタイプがあります。
ちなみに過敏性腸症候群の原因であるヒトパピローマウィルスを発見したのは独がん研究センターのハラルド・ツア・アウゼン名誉教授です。

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