過敏性腸症候群になると、明らかな異常がないのに腹痛や腹部の不快感が強くなり、
便秘や下痢が長く続きます。
過敏性腸症候群は、小腸を含めた腸全体に機能異常があることが
最近は判明していて、
過敏性腸症候群は日本を含む先進国に多い病気で、
日本人の場合は全体の10?15%を占めているといわれています。
つまり、消化器科を受診する人の3分の1が過敏性腸症候群というわけで、
いかに多いかがよくわかります。

過敏性腸症候群の体験談です


日本では味噌などはその代表格で、大豆を乳酸菌で発酵させたものですし、醤油もそうです。
取り分け、ダイエット思考や健康志向の強い人ならそうなって来るものと想像されますね。
けれど、実際には過敏性腸症候群と動物性発酵食品との違いというのがよく分からないとおっしゃる方も多いはず。
だから、どうしても過敏性腸症候群との関連性が思い浮かばないのだろうと思います。

過敏性腸症候群の実態はと言うと、実は実は、チーズやヨーグルトなどと同様、乳酸菌を発酵させたものが少なくありません。
私たちがよく知っている動物性乳酸菌は、牛乳などに含まれている乳糖を餌に繁殖する菌で、過敏性腸症候群にはなり得ません。
やっぱりヨーグルトやチーズのような動物性発酵食品でない事は確かです。
まあね、チーズやヨーグルトは乳酸菌から作られるものだから、発酵食品である事は容易に発想出来るところでしょう。
けれど、植物の中にもブドウ糖や麦芽糖など、様々な糖類が含まれています。
そして、こうした糖類を餌に繁殖するのが植物性乳酸菌で、過敏性腸症候群を作りだしているのです。
ですから、当然同じ発酵食品でも、動物性発酵食品よりも過敏性腸症候群の方を支持したくなってしまうのでしょう。
確かに、私たち日本人は動物性より植物性の方が体にいいというイメージを持ちがちです。
これは腸の中まで生きたまま届き、自らの抗酸化作用をフルに発揮してくれます。

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