家計簿は一家における収入と支出を記録する帳簿であると
国語辞典や百科事典には記されています。

因みに今毎年婦人の友社から発売になっている家計簿帳は、
1904年に初めて売り出されたものだそうで、勿論、その後時代と共に進化し、
素材や中身の形状は随分変わって来ている事でしょうね。

ですが、どうやら明治時代に出されたこれが、
日本の家計簿の走りらしくて100年以上も前からあったというのは驚きです。

おばあちゃんたちのエクセル家計簿帳の掲示板です

家計簿帳は手書きでチマチマ書き込むから味も実感も出るものだとおっしゃる方も多くいらっしゃいます。
でもね、エクセルを使って家計簿帳を付ける事で、パソコンへの新たな関心が芽生える人も結構いらっしゃるんですよ。
何を隠そう、私は高齢者を対象にしたパソコン教室のインストラクターで、これまでに数多くの方にエクセル家計簿帳を教えて来たのでありますよ。
ましてや、オフィスソフトなんて不要というより無用で、それを使って家計簿帳を付けるなんて、最初は想像もされないですね。
ただ、面白い事に、目の前でエクセルを使った家計簿帳フォーマットを立ち上げ、実践して見せると、これが案外反応有り。

家計簿帳は手書きが一番だとか、手書きでないと・・・!っとおっしゃる方ほど、エクセルを使ったフォーマットに関心を示されるのが面白いなぁっと思います。
まあ全般的に見れば、その位になると、例えパソコンに興味は持っても、自分はメールとネットが出来れば十分だとおっしゃる方が大半なんですね。
特に家計簿帳なんて、ある程度項目欄をきちんと設定しておけば、後は数字キーだけで殆どが賄えますからね。
ただ、家計簿帳というすごく身近なものをエクセルという遠い存在のものと結び付ける事で、新たな挑戦意欲みたいなのが湧いて来られるおばあちゃんも多いという事です。
その理由の一つに、エクセルというのは、それほど文字入力をしなくてもいいというのがあります。
が、しかし、個人的にはなるべくシンプルなエクセルを使った家計簿帳が一番お勧めだし、おばあちゃんたちも、それならという感じなんですね。
家計簿帳をきっかけにエクセルに対する興味が高まり、中にはご自分でフォーマットを作成されたおばあちゃんもおられるんですよ。
最近は、かなり高機能な家計簿帳ソフトが無料でダウンロード出来る時代ですからね。
何もパソコン教室に通わなくても、エクセルを使った家計簿帳の作り方は、関連のブログやサイトにも詳しく載っているから、それこそネットが出来れば大丈夫ですしね。

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