金買い取りのポイントと注意点

金買い取りについては、アルバイトで働いている人の場合、アルバイト先で年末調整を受けていない人は確定申告をする必要があります。
収めた税金が多すぎる場合、金買い取りされた税額が返ってくるので、確定申告は必要です。
しかし実際、103万円以上稼いでいて、金買い取りされていない人でも、確定申告をしている人はまずいません。

金買い取りは、アルバイトであっても、毎月の給料が8万7千円以上になる人は、税金が徴収されることになります。
アルバイトとは言え、金買い取りとして、8万7千円を超えた分の10%が天引きされるというわけです。
給与明細には、金買い取りという欄があるので、アルバイトの人は、その辺をよく確認する必要があります。
アルバイトの金買い取りについては、年間所得が103万円を超える人が、課税の対象になります。

金買い取りは、一定の額を超えなければアルバイトの人は徴収されませんが、確定申告は必要になってきます。
年末調整というのは、確定申告をアルバイト先がするもので、年収103万円以下であれば、金買い取りされた額が全額返金されることになります。
月5万円のバイトを2箇所別々の会社でアルバイトが働いた場合は、それぞれでは金買い取りが引かれません。
一箇所のアルバイト先で年間所得が103万円を超えている人は、会社から金買い取りされているので、わざわざ確定申告する必要はありません。
複数アルバイトをしている人で103万円以上稼いでいる人は、金買い取りされないので、確定申告が必要です。
確定申告すればお金が戻ってくることもあり、金買い取りの段階では、国民年金、国民健康保険、医療保険などの控除対象が色々でてくるからです。
アルバイトで一人暮らしの人は国民年金などを自費で支払っている人もいるので、金買い取りでの控除対象になります。