金買い取りのポイントと注意点

円高米ドル安、金利の上昇、組入債券の発行体によっては、変動型金買い取りは、大きな損失を受けることがあります。
設定日から1年あるいは3年が経過していない場合は、変動型金買い取りは、設定来のチャート表示になります。金買い取りで変動型のものは、米ドル円為替レートの水準によってクーポンレートが決定されるという特徴があります。
倒産や財務状況の悪化、外部評価の変化などで、組入債券の価格が下落すると、変動型金買い取りは痛手を受けることになります。

金買い取りで変動型の場合、基準価額が下落すると、投資元本が割込んで、損失を被ることがよくあります。
基準価額が変動型金買い取りで、変動する理由は、信用リスク、制度変更に伴うリスク、価格変動リスクなど様々です。
変動型金買い取りは、ユーロ円債に投資し、償還価額が投資元本に分配相当額を加算した価額となることを目指します。
米ドル円為替レートの水準で決まる性質のある変動型金買い取りは、米ドル円為替レートの下落に影響します。

金買い取りは、設定当初に組入れたユーロ円債については、解約の対応で売却する部分を除いて継続保有します。
ユーロ円債の発行体の信用リスクが大きく高まった場合は、変動型金買い取りは、ユーロ円債を売却したり、他の銘柄に入れ替えることがあります。
また、途中換金リスクや金利変動リスク、銘柄集中リスク、流動性リスクなどでも、変動型金買い取りは影響を受けます。
変動型金買い取りは、満期償還時に、投資元本の確保と定期的な収益分配の確保を目指しながら、しっかり運用をしていきます。