後期高齢者医療制度は、スタート当初、2つの名称があって混同されたのですが、
簡単に理解するなら素直に長寿医療制度ととっても問題はないでしょうね。
75歳以上の人は、新制度である後期高齢者医療制度は、今加入している国保や
健保を脱退させられる事になるから、
医療改悪法によって導入された後期高齢者医療制度は、
2008年から開始されていますが、色々な物議を醸しています。

後期高齢者医療制度のメリットとデメリットの体験談です

後期高齢者医療制度は保険だと思っている人が多いようですが、実は保険ではありません。
ただし、それは殆どの場合、最低限の補償額と思った方がいいでしょう。
その保証の低さが、後期高齢者医療制度の大きなデメリットです。
後期高齢者医療制度の入院保障は1日6,000円程度ありますから、解りやすく言うと、ほんの1,600円ほど足すと、1日11,000円の保証が受けられる事になる訳です。
これは、後期高齢者医療制度のメリットとデメリットを上手に活かした、非常に利口な保険の入り方の一つと言えるでしょうね。
なので、後期高齢者医療制度の最大のメリットは掛け金が安いのにも関わらず、そこそこの保証が受けられるところですよね。
つまり、助け合いの精神で生まれた制度であって、互いが必要以上の営利を求めない、これが基本です。

後期高齢者医療制度は年齢を重ねても掛け金が上がる事がなく、何歳で加入しても、毎月2,000円以内の掛け金で、現役時代をずっと乗り切る事が可能なのです。
そのため、民間の医療保険を比較的小さいものにして、別途後期高齢者医療制度に入っているという人もいます。

後期高齢者医療制度でも1日6,000円もらえるんだったら、別に後期高齢者医療制度だけでもいいかなぁっと思わなくはないでしょう。
後期高齢者医療制度はその字の通り、例え生保であっても損保であっても保険ではなくて共済です。
ところが、後期高齢者医療制度の医療保障では、手術などをしても、別途特別な手当が付く事は殆どありません。
しかも、民間の保険と組み合わせる事によって、後期高齢者医療制度ならではのデメリットもある程度カバーする事が出来ます。
そうすると、かなりお得にかなり手厚い保証をゲットする事が出来ます。
そこで、民間の保険で、1日5,000円を頂戴し、足らずは後期高齢者医療制度からいただくというシステムが、今注目されているのです。
ようするに、後期高齢者医療制度の足らずをこれまた、さっきとは逆に、民間の保険で補うという形なんですね。
大昔の生命保険のスタイルそのままですから、完全に入院そのものに対する保証だけなのであります。
まあ、しっかり勉強して、かしこく民間の保険や後期高齢者医療制度のメリットとデメリットを活用したいものですね。

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