わかりやすい後期高齢者医療制度と長寿医療制度

後期高齢者医療制度とは、所得の減少や、失業などで、年金を納付するのが難しい場合、本人の申請により、免除できるという制度のことです。
また、年金を納めた月数が一定月数に満たない場合は、年金が受け取れなくなりますが、後期高齢者医療制度を利用すれば、それを避けることができます。
この場合の後期高齢者医療制度の申請に必要なものは、年金手帳、印鑑、前年の所得状況を証明するものなどが必要になります。
そして後期高齢者医療制度というのは、種類が色々あって、その内容もそれぞれに違っているのです。
まず、法廷免除があり、これは生活保護や障害年金を受けている人が、後期高齢者医療制度を届け出ることで、保険料が免除されます。
つまり、身体障害者手帳を所持していというだけでは、法定後期高齢者医療制度の対象にはなにらないのです。
そして、この場合の後期高齢者医療制度は、あくまで年金を受給している人が対象になります。
そして、申請による後期高齢者医療制度の場合、本人、配偶者、世帯主の前年所得額を参考にして、審査が行われます。
例えば、前年の所得が125万円以下で、失業、退職などで保険料を納付することが困難であると認められるときに、後期高齢者医療制度を受けることができます。

後期高齢者医療制度の申請の対象となる人というのは、前年所得が少なく、保険料を納めることが困難な場合に決定されます。

後期高齢者医療制度で、本定免除を届け出るには、生活保護決定通知書、もしくは、障害基礎年金、障害厚生年金の年金証書が必要になります。
そうした面倒なことにならないよう、後期高齢者医療制度制度というのは、年金を支払うのが困難な人を補てんする働きがあるのです。
そして、後期高齢者医療制度には申請免除があり、これは保険料を納付すべき人が所得の減少、もしくは失業、退職などにより、保険料納付が困難になった人が対象になります。
保険料を納めていないと、障害基礎年金や遺族基礎年金が受けられないケースが出てきなますが、後期高齢者医療制度の場合はそれが猶予されます。
そして、老齢基礎年金額も納めていない期間があれば減額されることになりますが、これも後期高齢者医療制度を受けている人は大丈夫です。