高時給ビザと留学ビザなんです
高時給というのは、一年計画の長期滞在ですから、当然、渡航先のビザが必要になります。
ただ、最初の頃はオーストラリアやカナダなど、渡航先が4ヶ国位しかありませんでした。
最近では、高時給係のような専門部署を設けている大使館もあるようですしね。
それも、留学ビザとは全く違う専用の高時給ビザというビザを取得しないといけないのです。
従来の留学ビザとの違いなんていうと、高時給というのがとても新しい制度のように思われるかも知れませんが、決してそんな事はありませんよ。
確かに、注目を集めるようになったのは割と最近かも知れませんが、実際にはもう30年以上も昔に作られた制度。
皆さんの身近にも、案外高時給の体験者というのはいらっしゃるかも知れませんね。
勿論、これは一生に一度しか高時給に行けないという訳ではありませんよ。
高時給ビザは、ある意味、一生に一度しか取得出来ない非常に貴重なビザとも言えます。
ただ、オーストラリアを除いては、原則1ヶ国につき、一度しか発行してもらえないので、一ヶ国につき、一生に一度しか行けないという訳です。
つまり、今のところ高時給は、オーストラリアに2度行くとしても、一生のうちで12回しか行けないという事になりますね。
でもって、後は就労時間の違い、留学ビザでも週に20時間位は仕事をする事が許可されていますが、それでは、放課後のバイトにすぎません。
なので、逆に言うと、今以上多くのチャンスがあっても、それをフルに活かす事は出来ない訳ですが、とにかく高時給が貴重な経験である事は確かでしょうね。
何を隠そう、自分自身も、この高時給でオーストラリアをまるまる1年間彷徨った人です。
留学ビザの場合は、期間中ずっと同じ学校に在籍しなければなりませんが、高時給ビザには、そういう規制は一切ありません。
今のこの世知辛い世の中を生き延びられているのは、あの高時給で身に付いた要領の良さが多少なりともあるのかなぁっとも思いますね。
正直、楽しいだけの1年ではありませんでしたが、そこで得たものは大きかったと思います。
期間中4ヶ月間の修学は認められているものの、後はどこで何をしようが全て自己責任という事になっています。
その点、高時給ビザなら、週に40時間の就労が可能なので、それこそフルタイムでの勤務も出来るのです。
ただし、はっきり言って、現地で稼いだお金だけで滞在費を全て賄うのは難しいと思った方がいいですからね、やっぱある程度の資金力は要りますね。
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