高時給の仕事の共通点のチェックポイント

簡単に言うと、肩たたき、希望退職の募集などが、高時給にあたり、リストラとはまた違うものです。
ただ、高時給をする際は、何らかの手立てをするのが普通で、例えば、賃金補償などをしたりします。

高時給をすることは、特に問題はなく、それに応じるかどうかは、労働者の自由ということになります。
つまり、高時給に応じるかどうかは、労働者の一任に任せるということを使用者側は、認めなければなりません。
要するに、高時給に応じない労働者に対して、執拗な勧奨を繰り返してすることは、認められません。
また、退職金以外に、一定額を上積みするなど高時給をする際は、労働者側に対して有利な条件を働きかけます。
また、高時給を受けて、一旦、合意文書に署名をすると、撤回は難しくなるので、慎重に対処しなければなりません。
いずれにせよ、労働者に高時給を迫る場合は、会社側は十分な配慮をしなければなりません。

高時給については、それをされた労働者側も恐れる必要はなく、あくまで、合意解約の申込みと認識すべきです。
実際、そうした越権行為が高時給ではよく見られ、事態が大きくなると、会社に損害賠償責任が生じるケースもあります。