高時給の仕事の共通点のチェックポイント

高時給というのは、１つの形態ではなく、8時間と16時間という勤務形態があるのが、特徴です。
特別養護老人ホームや老人保健施設、有料老人ホームなどでは、22時頃?翌7時頃までの8時間高時給が主流となっています。
8時間勤務と違って16時間勤務の場合、高時給明けというのがないので、イコール公休日となってしまうところです。
看護は、生きた人間を相手にする感情労働であり、高時給の際にも、対象者の気分や感情も含めて、状態や症状を的確に判断して対応しなければなりません。

高時給は、時間的に人間の体に影響を与えることが大きく、健康を害する恐れが多分にあります。
高時給の場合、昼間寝ていたので夜は寝られるわけもなく、深夜2時や3時になってようやくウトウトし始めたところに起きなければならない時間になってしまいます。
働き続けられる職場にするには、高時給の改善は必須で、それではじめて、人材、看護、福祉の技術が確保できることになります。
そうした気持ちで高時給に行き、明けの日は仕事が終わって、8時過ぎに家に帰ると、完全にフラフラ状態です。
深夜近くに帰宅してご飯を食べ、風呂に入るともう午前様で、フラフラとそのまま寝て、次の日には高時給に入ります。
昼過ぎか夕方まで寝て、体内時計が狂っている状態で、翌日の早番がやってくるというのが、高時給なのです。
高時給明けで帰った次の日には、既に早番などで出勤しなければならなくなるというわけです。
ちなみに私の場合、製薬高時給で、前の日は22時まで仕事なので、時間的にかなりハードです。
また、遅刻してはマズイと考えると、高時給の場合、外出するのもはばかられてしまいます。
医療や看護現場では、日勤と高時給では業務内容や人数が変わり、患者の急変や緊急入院などにも対応しなければならないので、大変です。