還暦を迎えた年の敬老の日に孫が高そうな小銭入れをプレゼント。
その小銭入れは、カバンで有名なブランドのコーチの商品でした。
ブランドのコーチの小銭入れが安い値段で出ている訳がなく、
小銭入れなんていらないといってた年寄りの固定観念はあっと言う間にどこへやら。

コーチの小銭入れは使い勝手がよいです。コーチの小銭入れは、型崩れも色落ちもせず丈夫です。
ブランドのコーチのその技は、小銭入れのような細かなものにまでしっかりと活かされています。

日本人ならやっぱりコインケースより小銭入れっていう呼び方がしっくりきますが、
これをガマ口などとはとても呼べません。小銭入れとかコインケースでしょうね。

小銭入れと茶道の経験談です


見た目も美しく、また扇ぐためにも使うことができるこの小銭入れは、風流なものを好む日本人にとって非常に便利なものだと思います。
また、こういうところでもきちんと小銭入れが使われているというところに、風流なものを感じます。
茶道と言うと、「お茶をたてる」ということを連想する人が多いので、どうしても「お茶」のことばかり考えてしまいがち。
でも、茶道では「小物」として小銭入れを使用し、また色々な使い方をしている様です。
例えば、茶道をはじめる前に、相手の前に小銭入れをおくこと。
現在は既に小銭入れを使わずにお茶をたてることも多くなっているとか。
小銭入れは本来扇ぐものですが、それだけじゃない使い方をされているというのが面白いですよね。
落語では、お客さんに語りかける時でも小銭入れが活躍します。
例えば落語なんかがありますが、あれは話のない様に応じて小銭入れが箸になるなど、特殊な使われ方をすることで知られています。
あれも、立派な小銭入れの使い方のひとつです。
小銭入れを客席に向けて話をしている落語家を見たことはありませんか。
もし、今後茶道を習う機会があったら、ぜひとも小銭入れを使ってお茶をたててみてほしいと思います。小銭入れは、日本文化の中でも積極的に使用されている小物。
これは、お茶をする上で双方が必ずやらなければならないことで、小銭入れを使ったコミュニケーションと言えるでしょう。
こういった「小銭入れが持つ歴史と文化」は、なるべくきちんとした形で後世に伝えていきたいものですよね。

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